【馬】有馬記念を考える④前走を振り返る
残すところこれを入れてあと2回の予定(つまり次回が結論)。
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ジャパンC
何よりも先に
枠順、馬場の差がある。このことを頭に置いて振り返りたい。
スワーヴリチャード(1着)
馬群の中に入れて先行。直線は逃げたダイワキャグニーが少し外へ行ったのでしめたとばかりに最内へ。結果、これが勝因となる。
枠と展開、騎手に恵まれていたのは確か
全てがうまくいったのは確か。しかし、再度内枠を引いて好調は持続。
以前と違い、右回りも対応できるからさすがに無印にはできないか。
エタリオウ(7着)
これまでになく先行。外目の枠だったし、ショックを与えるには良かったかも知れない。
変わり身があるといいが、追い切りが走らないタイプもあってよく分からないまま。
シュヴァルグラン(9着)
3週前くらいからスミヨンで、と言う話だったので、ノーザンFの中ではそれなりに期待は高かったのではないだろうか。
馬場なのかどうか分からないが、結果は惨敗。海外で渋った馬場を経験したのでは…とも言いたくなったが、生きず。
詰まるところピークを過ぎたのではないだろうか。
ドバイの結果から、スワーヴリチャードと同じくらいの能力はある、とは思うが…。
レイデオロ(11着)
陣営はデビュー以来最高の状態と言っていたらしいが、僕はデビュー以来最低の状態だと思っていた。
結果は惨敗。馬場が渋ったこともあり、結局敗因はよく分からない。
エリザベス女王杯
スカーレットカラー(7着)
枠もあってのものだろうか、いつもよりも先行。馬場に差がなければもっといい着順だったのではないかとは思うが…。
今回は本来の後ろから一発を狙う競馬をしてくるのだとは思う。
クロコスミア(2着)
叩いて良くなっていたし、鞍上もこれ以上ないくらい上手く乗った。もう、相手が強かったとしか言い様がない結果。
天皇賞・秋
アーモンドアイ(1着)
太いと思ったし、決して万全ではなかったと思う。枠も少しはあるとは思うが、いまいち敗因が不明のサートゥルナーリアを除いて圧倒的に力の差を感じた。
アエロリット(3着)
ノリちゃんだったらもっと飛ばしていったんじゃないかと思うが、この馬としても遅い流れではあったか。
アッサリかわされない限りは結構しぶといのは2000mでも変わらず。
サートゥルナーリア(6着)
思った以上に前に行ったことを除けば対アーモンドアイとして完璧な競馬だろうか。直線は勝ったと思った…次の瞬間全く伸びなかった。
神戸新聞杯の勝ち方からしてこんなハズはない。明らかに何かおかしかったと感じる。
状態なのか、左回りなのか。
スワーヴリチャード(7着)
ノリちゃんらしく?折り合い重視。終いそこそこ伸びてはいるが、上がりの競馬に対応し切れていない。
反動が残らない競馬に見えるので、このあたりがJCの勝利や今回の追い切りに繋がっているのかもしれない。
スティッフェリオ(12着)
(◎ではあったが)オールカマーが上手くいきすぎで、今回がこの馬の力ではないだろうか。
宝塚記念の時の検討段階で目には付いていた馬なので、この先力を付けていけば。
アルアイン(14着)
全て外を回っていては厳しい。
マイルCS
アルアイン(16着)
前の年ほど前に行けてないことから、マイルは短いのだろう。かといって切れるワケではないので、距離が延びても厳しい。
持久力勝負も宝塚記念の内容から厳しいだろう。
凱旋門賞
タイトルがEnableになっているけど、勝ったのはヴァルトガイストです・・・。
キセキ(7着)
位置取りが日本にいたときにはない、馬群に入れての競馬。フォルスストレートで下がっていくフィエールマンをかわしてとても良い位置で直線を向いたと思ったのだが……。
非常に上手くスミヨンが乗ったと思うので、あれで負けるのだとすれば力が足りなかった、と言うことなのだろうか。
フィエールマン(12着)
最下位。
日本にいるときにはない、2番手で競馬を進めたが、フォルスストレートまでだった。
状態が悪いのか、馬場適性なのか。
天皇賞の勝ちっぷりからしてこんな馬ではないのだが。
コックスプレート
リスグラシュー(1着)
どう乗っても勝てると思っていたのか、レーンにしては珍しくかなり後方から。3角から進出し捲り気味にあがっていき直線半ばで先頭に立って押し切る。
レースそのもの、勝ちっぷりにケチを付ける気は無いが、オーストラリアのレベルは相当微妙だとこの馬とメールドグラースの競馬、クルーガーが春先に走った結果から感じた。レーンの乗り方にそれが現れていた。
宝塚記念の勝ちっぷりから、力的にトップクラスにあることは間違いない。
菊花賞
ワールドプレミア(1着)
神戸新聞杯の前に「この馬で菊花賞を」的なことを書いたのだが、その神戸新聞杯から気性の成長が覗えなかったので半信半疑だった。馬群で競馬をして、なおかつ権利だけは取る競馬を期待していた。
菊花賞を予想する際、その1点がクリアできなかったことだけがどうしても気に入らずに◎に出来なかった。
するとどうだろう。菊花賞で理想的な競馬をして勝ってしまった。
厳しいことを言うと、完成されたらもっと突き放せるとは思う。来年が楽しみな馬。
ヴェロックス(3着)
3走続けてなのだが競馬が消極的すぎる。切れないからもっと先行してもいいんじゃないか。
平均以上のペースの競馬向きの印象で、流れが速く今回は願ったり叶ったり。
まとめ
実のところもう結論は出ています(これ書いている最中で考えがまとまった)ので、ここでのまとめは省略し、次回に回します。